GIGOROCK NEWS July 02, 2021
学生時代
オレはクラスの「ニンキモノ」ではなかった
どちらかと言えば「カワリモノ」ガッコーも好きではなかった
高校生活は進級ギリギリの出席日数をキープして
授業サボって波乗りばかり
それ以外の楽しみって言ったら
ナンパしてセックス
快楽に溺れるのがダイスキだった
17の夏、BOB MARLEYの存在を知ってからは
アタマの中はBOB MARLEYに犯されていた。
どうやったらBOB MARLEYになれるのか
そんなことばかり考えていた
高校卒業して髪をドレッドにした。
せめて見てくれだけでも近づきたかった。
見てくれだけじゃなれないって事もワカっていたけど
オレはお前らとは違うんだ!っていう小さな小さなアピールだった。
うん、カワリモノだった。
学生時代、特に中高生時代は個性ってヤツを殺しがちになる
皆と同じようにするのが正義
そんな風潮、それがこの国のスタンダード
中学時代
皆と同じようにしたら立派な不良になっていた。
高校時代
皆と同じように出来なかった。
ツルむのはスキじゃない
他人に干渉されたくない
でも自己表現はしたい
だからサーフィンをした
だからセックスをした
あの頃はあの頃で日々を楽しんでいた。
学生、未成年、親の保護下という制約の中で
出来る限りの自由を探して楽しんでいた。
その自由が世間のルールから外れていようが関係なかった
オレが楽しければよかった・・・。
大学に入ったはイイが
馴染めなくて行かなくなり、一年も通わずに退学した。
面白くもないトコに無理して行くより
好きなことをして金稼げる方が楽しかった。
学生時代に何を学ぶべきなのだろうか?
やりたいことを見つけるまでの時間を稼げればイイ
昔はそんな風に思っていたし、オレ自身がそうだったから
それが正しい考えだと思っていた。
今は・・・どうだろう?
詰め込むだけの教育ではなく、人としての在り方みたいなモンを
もっとガキにワカりやすく伝えてくれる世の中だったら
学ぶってことの意味合いも、理解度も変わって行くんじゃないかな?
なんて思ったりしている。
結局のところ、オレは現代社会不適応者なのかも知れない(笑)
20代で1千万プレイヤーになったのに
つまらなくなって退職して起業独立するも商才なく数年で会社は解散
それまで組織っていう後ろ盾に守られていたのを痛感するも
再び組織ってヤツに属する事はしなかった。
その後、オンナのヒモやって何年も過ごしてた。
撮っていた写真を認めて貰って、写真で稼げるようになった
料理人やって店開いて、コンサルやって・・・
そう、オレは無所属なイキモノ
それがカワリモノの生き方。
でも、ひとりで出来る事なんかたかが知れてる。
one love.
皆に幸あれ。
リスキースタイルラブ
ホリウチジョー